短波海洋レーダー(10)−(16)(HF Ocean Radar、HF Radar、HF
Ground Wave Radar等)と呼称される沿岸の海流(海流の測定には2箇所のレーダーサイトが必要)や海洋波浪を観測するシステムがある。これは、1955年Nature誌(No.175)に発表されたCrombieの論文を契機とするものである。1970年代にヨーロッパと北米で開発・実験が始まり、NOAAのBarrick等により研究された。日本では郵政省の通信総合研究所等が研究・開発(11)−(13)に取り組んでいる。